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輪廻の思想

学術文庫2869
梶山雄一
著作者
梶山雄一
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2025年6月
ISBNコード
978-4-06-539955-2
(4-06-539955-6)
頁数・縦
分類
文庫/学術・教養 /講談社学術文庫

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出版社からのコメント

幼いころに父を亡くした著者は、あるとき、幾晩か続けて大きな蜘蛛が風呂場の天井にいることに気づいた。母にそれをいうと「お父さんかもしれないから、いたずらしてはいけない」と言われてびっくりした、という。かつては、死んだ血縁の者が、場合によっては他の動物になっている、ということを多くの人が信じていたのである。こうした「業報輪廻」の考えは、仏教思想の中心というよりも、ジャイナ教やヒンドゥー教など東洋の宗教全体の大きな前提になっているという。そして、キリスト教などの一神教がダーウィニズムの挑戦を受けて思想的な見直しを迫られているように、輪廻思想と仏教も、進化論やバイオテクノロジーなどとの対決を迫られている。アレキサンダーの東征や、匈奴の強大化などがもたらした紀元前後の数百年間の仏教の危機の時代を、「阿弥陀仏」という新たな信仰によって乗り切ったように、新たな神話を創生していく必要があるというのだ。さらに、スーパーマンとしての観世音菩薩、イエスとブッダの説話の類似性、親鸞の仏陀観の変化など、仏教社会の倫理と道徳を支えてきた「輪廻の思想」をめぐる講演と随筆を集成。〔原本1989年、人文書院刊〕目次1輪廻の思想−−インド・中国・日本2仏塔信仰と大乗仏教菩薩の平和思想ブッダとイエス3本願力ということ親鸞の仏陀観親鸞における信心の深化4マングース物語 人と猿と神仏教における非神話化不老長寿 脳死・堕胎・中有王舎城の温泉チベットの牧象図言語同断蚕と蜘蛛−−追悼 抱石庵 久松真一先生お盆の思い出海外の三人の師無相さんと私武生の雪木村無相『念佛詩抄』山頭火と私

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